夏休み。
子どもと海やプールもいいですが、ちょっと勉強を兼ねて。
博物館や水族館もいいけれど。
高野山。
いかがですか?
山なので、気温もちょっと涼しくて、大阪市内よりも快適に過ごせます。
高野山、奥の院へ
高野山への行き方
高野山へ行くには、電車が便利です。
南海高野線に乗って、難波駅からは急行で約2時間。

都心に向かう方向とは逆なので、帰宅ラッシュの夕方以外の時間帯であれば、座席にもほぼ座れる感じです。
ちょっとでも移動時間を短くしたい、座席指定がいい、という方には特急「こうや」が走っています。ただし、座席指定券の購入が別途必要です。

南海高野線「極楽橋」に到着すると、ケーブルカーへ乗り換えます。
夏休みに行ったら、極楽橋駅では風鈴が飾られていました。


ケーブルカーは前に乗るのがおススメ。ただし、前の方は座席はありませんので、立って乗ることになります。
でも、この景色。
なお、ケーブルカーには空調はついてない様子。
動き始めると窓から気持ちのいい風が入ってくるのですが、出発までの時間は、人も多くちょっとした蒸し風呂状態でした。

ケーブルカーで昇りきると、そこが高野山駅です。

駅からはバスで目的地まで向かいます。
高野山の観光スポットへ行くのに、駅からバスには乗らずに徒歩で行くのは難しいと思います。
しばらく単なる山道を下っていくだけの道になります。
今回、私たちは奥の院を目指しました。

電車とケーブルカー、バスの乗り継ぎは上手くいくように時刻表が組まれている感じです。
走らなくても間に合うくらいの間隔で出発できますが、トイレに行こうと思うと、ちょっと慌ただしいかな…。
1本見送るとあとは30分以上、時間帯によっては1時間くらい待たないといけなくなるようです。
お得な1日フリー乗車券
バスを途中下車して観光する予定なら、1日フリー乗車券がお得です。

1日フリー乗車券には、近隣にあるお店の割引券や粗品進呈のチケットも付いています。
ただし、全てのお店で使えるわけではないので、事前の確認が必要です。
また、どこにどのお店があるのか地図がついているわけではないので、自分で調べるか探さなくてはなりません。そこがちょっと不便で、わが家は活用できずに帰ってきました。
でも、バス利用だけでも損はしないチケットです。

各バス停は、それぞれ観光スポットのある場所に設置されているので、気候の良い時期なら、途中で降りてのんびり歩いてもいいかもしれません。
今回の我が家は、奥の院前のバス停までバスでいきました。
バス停を降りると、すぐに奥の院の入口です。
奥の院の歩き方
弘法大師御廟へ
奥の院には、弘法大師御廟があります。
その御廟にたどり着くまでの約2kmの参道には、さまざまな企業の供養塔や有名人の墓所があります。

高野山のゆるキャラ(?)「こうやくん」もお出迎え。

参道には大きな杉や供養塔、墓所がたくさんあります。

こんな有名人の墓所も。

豊臣家以外にも、織田信長の墓所もありました。
子どもたちと歴史やご先祖様を祭る意味などについて語りながらの道中。
普段なかなか話題にならないテーマなので、勉強にもなります。
ただし、子どもたちからはいろんな質問もされるので、親は予習していった方がいいかもしれませんね(^^;

弘法大師御廟は撮影禁止、そして脱帽が義務付けられています。
そのため、写真はありません。

大阪市内よりも涼しくて、過ごしやすく、厳かな雰囲気。
気持ちもピリッと正されます。
心が洗われたような気分です。
苅萱堂(かるかやどう)でも途中下車
帰りは、「苅萱堂(かるかやどう)」でバスを途中下車。

中には高野山に伝わる、ある親子の悲しい伝説を彫刻画で表した展示がされています。
これも撮影禁止だったので、写真はありません。
でも、きれいな彫刻画だったので、見てみる価値はあると思います。
そして、苅萱堂の向かいにあるお店へ行きました。

ここの「やきもち」が家族みんな大好きなんです。

お土産に買えます。
また、店内はカフェスペースもあるので、休憩もできます。
高野山駅の中にはお土産屋さんや休憩スペースもあり
高野山駅の中には、お土産屋さんもあるので、買い忘れたお土産を購入することもできます。
また、2階には休憩スペースや展望室もあるので、ケーブルカーの発車時刻までの時間を退屈することなく過ごすことができます。
クーラーも効いていて、きれいなトイレもあるので快適です。

まとめ
高野山へは大阪市内からも日帰りで行けるおススメのスポットだと思います。
幼稚園児には難しいかもしれませんが、小学生なら勉強になることもたくさんあります。
ベビーカーの利用もできます。
ただし、ベビーカーのレンタルは見当たりませんでした。
車いすのレンタルは奥の院の入口にありました。
お食事処やお土産を購入できるお店も多いので、ゆっくり歩きながら散策するものいいと思います。
数年前に比べると、外国人観光客がめちゃくちゃ増えたなーという感じでした。
トラブルがどこかで起こっている様子もなく、案内標識には外国語の表記もあったので、観光地として高野山も努力されているんだなと思いました。
訪れるだけで、気持ちがリフレッシュできる場所だと思います。
休日のお出かけ場所として、高野山もおススメします。