日本大正村（岐阜県恵那市）へ子どもと旅行

大人2人、小学生の子ども2人の家族4人。

岐阜県恵那市へ旅行へ行った時の記録です。

関西方面から、岐阜県恵那市へ。
まず最初に立ち寄ったのが、「日本大正村」でした。

「日本大正村」入口

関西方面からは、車で名阪国道から名古屋まで行って、そこから北上するルートが一番いいようです（うちのパパの見解）。
「瑞浪IC」で降りてから約20分で「日本大正村」に到着。

まずは広い駐車場があります。

テーマパークのような入口のゲートはありません。

日本大正村は、囲われた敷地内にいろんな施設があるような場所ではありません。
普通の民家の中に、大正時代を思わせる建物や資料館などが点在しているのです。
関西にお住いの方なら神戸の異人館をイメージしていただくと分かりやすいと思います。

普通の住宅街の中を散策していきます。
けっこう歩くので、歩きやすい服装＆靴、など身軽なスタイルをおススメします。

また、うちは真夏の暑い日に行ったのですが、かなりつらいです。
500mlのペットボトルを一人一本持ち歩いていたのですが、足りませんでした。
夏に行かれる場合は、十分な水分と帽子や日傘など、熱中症対策もお忘れなく。

日本大正村を散策

大正路地

駐車場から歩いていくとすぐに、大正時代を思わせる町並みが現れます。

土地の素封家の年貢米を納めた米蔵と、江戸時代から続く呉服屋の蔵にはさまれた路地だそうです。
黒と白のコントラストが鮮やかですね。
黒い羽目板は、桟を外すと防火壁の役目を果たしたそうです。

大正村役場

日本大正村がある明智町は、明治から大正にかけて、生糸の生産地として栄えていたそうです。
こちらは、明治39年に町庁舎として建てられた建物だそうです。
当時としては超モダンといえる建物だったそうです。
昭和32年まで町役場として使われていたそうです。

平成11年に「登録有形文化財」に指定されてたそうです。

建物の中に入ることができて、大正村に関わるいろいろな展示物があります。

「村長公室」も公開されています。

館内、空調がないそうで、夏は暑いです(-_-;)
冬は寒いのかな…。

大正ロマン館

平成6年5月にオープンした、大正のモダンなイメージの洋風建築です。
こちらは、入館料が必要です。

日本大正村には入館料が必要な建物が3つあります。
・大正村資料館
・大正ロマン館
・大正時代館
全部入館するつもりなら、共通券を購入するのがお得です。

うちは「2つくらいは入るんじゃない？」ということで、共通券を購入しました。
ちなみに、共通券ならJAFの割引クーポンがあります。
100円引きになります。

大正ロマン館の中には、10室の展示室があって、大正時代のヨーロッパの家具やオルゴール、油絵などが展示されています。
6月上旬にはバラ園が満開になるそうです。

館内はクーラーが効いていて、快適でした。

旧三宅家

恵那市指定文化財です。

旗本明智遠山家に仕えた四代伊賢が馬木村に移住、農業に従事。
平成3年に明智町に寄贈され、平成4年春に現在地に復元移築されたそうです。

この建物のさらに奥へ行ったら、こんな看板を発見↓

ちょっと興味ある！ということで、さらに奥に進んでみました。

こんな林の中をひたすら歩く感じかな…。
しばらく歩いたのですが、全くたどり着く気配がなく…。
結局、途中で諦めて引き返してきました(^^;
興味のある方は、ゴールまで行ってみてください。

大正村資料館・大正の館

こちらは、大正ロマン館で購入した共通券で入館しました。

明治末期の建築で、当時の生活を感じることができる資料が展示されています。

ここでは、お茶をいただくことができました。
持ち歩いていたペットボトルが空になっていたので、助かりました。
なお、館内にクーラーはありませんでした（扇風機が回ってました）。

大正村浪漫亭

いわゆるゴール地点。
駐車場の隣にある建物です。
暑かったので、「ふぅ～、やっと帰ってきた～」という感じでした（笑）

1階にはカフェやお土産屋さんがあります。
2階にはレストランがあります。

レトロモダンをコンセプトにデザインされた建物で、ジャズが流れる蓄音機や街灯がモダンな雰囲気を醸し出していて、ゆっくり過ごすことができます。
もちろん、クーラーも効いてます。

大正村浪漫亭の裏手には、「インスタ映えコーナー」があります。