2019年春、イースターの時期にディズニーリゾートに家族4人(大人2人、小学生2人)で訪れました。
予約は、ディズニー公式ウェブサイトから。
これまでにもディズニーに3回子連れで行きましたが、いずれもホテルの予約はディズニー公式ウェブサイトでしていました。
予約は
・ホテル
・昼食シェフミッキー
・ガイドツアー(2016年にツアー内容が変わる前のツアー「プレミアムツアー」を利用しました
をこれまでに経験しています。
どれもキャンセル拾いをする必要があったので、数カ月間はほぼ毎日、一日数時間、ディズニーサイトとにらめっこしていました。
今回、2019年春の予約は、初めてバケーションパッケージを利用することにしました。
理由は、春休み中の日程だったので混雑を避けたかったことと、少しでも体力を消耗しない方法を選びたかったから。40歳を過ぎるとハードな旅行は疲れるのです(笑)
でも、バケーションパッケージって、めちゃくちゃ高いんですよね。
バケーションパッケージならではのサービスも料金に含まれているからだと思うんですが、なんでこんなに高いんだろ?と思います。
でも、利用している人はいる。
ウェブサイトで予約状況を見てみると、結構予約で埋まっています。
ということは、高いだけではなくて、それなりの対価があるはず。
というわけで、思い切ってバケーションパッケージを利用してみることにしました。
結果、バケーションパッケージを利用する価値はあったのかどうか、自分なりに検証してみたので、書き記しておきたいと思います。
バケーションパッケージについていたもの
利用したバケーションパッケージの商品名
【欲張りプラン!】エンターテイメントもアトラクションも楽しむ2DAYS
・ホテルミラコスタ スペチアーレ・ルーム&スイート ポルト・パラディーゾ・サイドスーペリアルーム ハーバービュー
・ファストパス(R)チケット【A】1枚(すべてのファストパス対象アトラクションに利用可)
・ファストパス(R)チケット【D】4枚(トイ・ストーリー・マニアとニモ&フレンズシーライダー以外のファストパス対象アトラクションで利用可)
・パークチケット 2デーパスポートスペシャル 1枚
・ショー鑑賞券 2枚
・ディズニーリゾートライン フリーきっぷ2日券 1枚
・オリジナルガイドブック 1部屋につき1冊
・オリジナルグッズ引換券 1枚
・フリードリンク券 1枚
・チケットホルダー引換券 1枚
・朝食 1食分
宿泊ホテル予約
バケーションパッケージにはホテルの宿泊料金も含まれています。
今回は、「 ホテルミラコスタ スペチアーレ・ルーム&スイート ポルト・パラディーゾ・サイドスーペリアルーム ハーバービュー 」というなかなか予約が取れないお部屋がおさえられました。
ホテルの宿泊のみでは予約が難しい人気のお部屋も、バケーションパッケージで予約すると空いていることがあります。
ただし、バケーションパッケージのプランによって、宿泊予約できる部屋が異なります。
今回利用した「【欲張りプラン】エンターテイメントもアトラクションも楽しむ2DAYS」というプランでは、ほぼすべてのカテゴリーの部屋が予約可能のようでした。
ファストパス(R)
わが家が欲しかった特典。
春休み中は混雑すると聞いていました。それでも、せっかく行くなら満喫したい。
それならば、ファストパスを駆使するしかないと思いました。
子どもたちは、トイ・ストーリー・マニアに絶対に乗りたいと言っていたので、そこもおさえたかったのです。
なお、バケーションパッケージのファストパスを持っていても、園内で発券されている通常のファストパスも利用できます。
つまり、バケーションパッケージのファストパスを持っていれば、ファストパスを手元に複数枚確保できる状況が生まれるということ。
これは、ちょっと値段が高くても利用価値があると思いました。
ただし、それほど混雑していない日であれば、ファストパスの恩恵は少なくなると思うので、それほど必要ではないかもしれません。
パークチケット 2デーパスポートスペシャル
こちらは、初日からシーとランドを行き来できるパークチケットです。
「移動時間もかかるし、そんなシーとランドを行き来なんてしないでしょ。
普通の2デーパスポートでいいから、安くしてよ!」
なんて、思っていましたが、実際に現地に行くと、シーとランドを行き来しました(笑)
まぁ、行き来できるチケットがあったからなんですが、意外と使えます(笑)
ショー鑑賞券
これ、わが家が一番欲しかったものなんです。
どうしても「ビッグバンドビート」が見たくて。
ビッグバンドビートは現地で抽選になっています。
2階席や公演回によっては並べば見られるものでもあるのですが…どのくらい並べばいいか見当がつかず、しかも過去に2回抽選に外れているんです。
私も夫も娘も音楽をやっています(息子だけしてない…)。
だからもうどうしても、「ビッグバンドビート」は外せなかったんです。
バケーションパッケージでショー鑑賞券がついていたおかげで、無事にビッグバンドビートを見ることができました♪
もう最高でした♡
ショー鑑賞券は2枚ついていたので、もう一枚は35周年記念イベントで開催されていた「Celebrate! Tokyo Disneyland」(シンデレラ城のプロジェクションマッピング)を見ました。
なお、ショー鑑賞券を使うためには、事前に予約が必要です。
もちろん、ディズニー公式ウェブサイトから予約できます。
鑑賞席をおさえる形になるので、満席になっているショーは予約ができません。
でも、ご安心を。
こちらもキャンセルが出ることがあります。
まめにサイトをチェックしていれば、希望のショーにキャンセルが出ていて予約することができる場合があります。
ただし、予約の変更は、 チェックイン日の10日前23:59 まで(2019年7月現在)になります。
それ以降は変更できませんので、ご注意ください。
ディズニーリゾートライン フリーきっぷ2日券
ディズニーリゾート内を走るモノレール(?)乗り放題のチケットです。
オリジナルガイドブック
園内マップやバケーションパッケージで使えるサービスなどの詳細が掲載されています。
オリジナルグッズ引換券
オリジナルグッズが1人1つもらえる引換券がついていました。
指定のショップ(園内もしくはオフィシャルホテル内)で引換券を見せると、3種類ほどのグッズから好きなものを選べます。
わが家は上記の3種類を選びました。ちなみにトートバッグは2つもらってきました。
フリードリンク券
シーとランド内にある指定のショップでのドリンクが飲み放題のチケットです。
コーヒー、紅茶、オレンジジュースやお茶などが対象になっているお店が多かったです。
期間限定の特別なドリンクなどは選べません。
また、ペットボトルタイプの飲み物もこのチケットではもらえません。
でも、結構重宝しました。
園内で食事をするときも、ドリンクセットは頼まずに、単品で購入して、ドリンクはこのチケットでもらったり…そんな使い方もしました。
特に暑い時期なんかはあると便利です。
チケットホルダー
今回のチケットホルダーはこのデザインでした。
時期によって、デザインは変わるみたいです。
裏側はこんな風になっていて、ファストパスやフリードリンク券などをここに入れて、首からぶらさげていました。
ごちゃごちゃして失くしてしまいそうなチケット類をまとめておけるので、便利でした。
このチケットホルダーそのものを落とすと、元も子もないですが…(^^;
朝食
1回分の朝食が付いていました。
レストランは指定が数か所あったので、好きなところを選べました。
わが家はミラコスタに宿泊していたので、ミラコスタ内にある「ベッラヴィスタ・ラウンジ」の朝食バイキングを利用しました。
こちらも事前の予約が必要です。
時間枠が区切られていて、空いている時間帯に予約できます。
ちなみに、朝食の事前予約もキャンセル拾いができます。
変更はショー鑑賞と同じく、チェックイン日の10日前23:59 (2019年7月現在)なので、ご注意ください。
値段比較。得だったのか?損だったのか
今回は、大人2人、子ども2人の4人でバケーションパッケージを予約。
予約後の画面でも、各サービスの金額は細かく表示されません。
今回のバケーションパッケージの合計金額は、驚きですが…
262,400円 也。
予約完了画面に記載されていた内訳は、
大人:99,900円×2名=199,800円
小人:31,300円×2名=62,600円 ※子どもは添い寝で予約
最初は、目が飛び出しそうな金額だと感じたのですが…。
不思議ですね。
まさに、ディズニーマジックです。
しばらく眺めているうちに、
「ちょっとでも楽しめるなら、これでもいいか。」
なんて思えるようになってしまいました(笑)
でも、それでも、本当に妥当な金額なのか、知っておきたかったので、自分なりに調べてみました。
本当に詳しい内訳は教えてもらえなかったので(電話でオペレーターのお姉さんにも聞いてみましたが、無理でした)、私が知る限りでの概算です。
きっと多少の誤差はあると思います。
ミラコスタの宿泊費:87,400円くらい
パークチケット 2デーパスポートスペシャル:48,800円(大人 14,800円×2名 小人 9,600円×2名)
ファストパスとショー鑑賞券:14,400円くらい(価格換算できないので、参考に2016年までに行われていた好きなアトラクションを回れて、ショー鑑賞エリアの席を確保できたプライベートガイドツアー「プレミアムツアー」を参考に試算。こちらのツアーは6人で21,600円だったので、1人あたり3,600円。それを基に試算)
リゾートラインフリーきっぶ:2,400円(大人 800円×2名 小人400円×2枚)
オリジナルグッズ:12,000円くらい(市販されていないので、ちゃんとした金額は分かりませんが、ひとつ3,000円として計算)
フリードリンク:11,200円くらい(1杯350円として、それを2日で8杯、4人分で計算)
チケットホルダー:2,800円くらい(オークションでひとつ700円で販売されていたので、それを参考に)
朝食:9,800円(大人3,000円×2人 子ども1,900円×2人)
上記には含まれていませんが、他にもオリジナルガイドブック1冊があります。
これを参考に、バケーションパッケージと同じ内容を別々で支払うと…
188,800円
になりました。
まぁ、ファストパスとショー鑑賞券の価値が本当に不明なので、何とも言えない比較ではありますが…。
バケーションパッケージ、値段だけで見ると、高めの設定かもしれませんね。
でも、それ以上に、満喫度はかなりあります。
得か、損か。
人それぞれに価値観が違うでしょうから、なんとも言い難いですが、
ホテルの人気のお部屋の取りやすさ、
一括で予約できて楽、
現地でも何かと楽、
そしてちょっとした優越感もある(笑)
などから考えると、それなりの価値はあるのではないでしょうか。
少なくとも、わが家の今回の旅行では、バケーションパッケージを利用してよかったなという感想です。
皆さまの今後のディズニー旅行の参考になりますように。